スペイン発祥の『パデル』というスポーツをご存知ですか?
すでに海外ではワールドツアーも開催されており、現在最も注目されているスポーツの一つです。
こちらでは、そのパデルの魅力についてご紹介します。
Contents
パデルってどんなスポーツ?ルールは?
日本では存在をほとんど知られていない『パデル』。
その成り立ちや具体的なルールについてご説明しましょう。
スペインから世界へ
『パデル』はスペイン発祥のスポーツです。
スペイン以外では、メキシコ、ブラジルなどのラテンアメリカで根強い人気を誇っていたスポーツですが、近年はその競技性が認められヨーロッパや北米でも盛んに行われるようになりました。
日本でもすでに『パデル』のコートが設置され始め、今後は世界的に競技人口が増えていくかもしれません。
テニスのアクティブさとスカッシュの爽快感を同時に味わえる!
パデルは2人1組のダブルスチームとなって、ラケットでボールを打ち合うスポーツです。
コートの大きさはテニスコートの約半分になっています。
コートに2バウンド以上するとファールになるのはテニスと同じですが、側面や後ろの壁に当たってもプレーが止まることはありません。
そのため「わざとボールを壁に当てる」といった様々な戦術をとることも可能です。
コートは四方が強化ガラスと金網で囲まれています。
この特徴から『パデル』を「テニスとスカッシュが合わさった競技」と形容する声も少なくありません。
体験した人からは「テニスのアクティブさと、スカッシュの爽快感を同時に味わえる新感覚スポーツ」という感想が寄せられています。
形状バリエーションの豊富な小さいラケット
『パデル』で使われるラケットはテニスラケットと比べて小さくなっており、ボールが打ちやすいのが特徴です。
また、円形、しずく形、ダイヤモンド形といったように、形状にも様々なバリエーションがあります。
自分に合ったラケットを探すのも、『パデル』の楽しみ方の一つと言えるでしょう。
海外ではすでにプロツアーも開催されている
1991年には国際連盟が設立されるなど、普及著しい『パデル』。
1992年には発祥の地であるスペインで2年に1度のワールドカップも開催されており、盛り上がりを見せているようです。
2005年からは国際大会が開催されています。
2013年に”ワールドパデルツアー”と変更したこのツアーは、文字通り世界各国で大会を開催するワールドツアーです。
2014年には4ヶ国に渡って15の大会が開かれています。
プロツアーでは『パデル』のトップ選手達があっと驚くようなプレーを披露して観客を沸かせます。
遠くない未来、『パデル』のワールドツアーが日本にやってくることがあるかもしれません。
日本では普及にまだ時間がかかる

出典: CAMPFIRE
上述した通り、世界的な盛り上がりを見せている『パデル』。
一方、日本においての認知度は今一つといったところです。
国内の競技施設は数えるほどしか存在しておらず、競技人口が増える土壌がまだ備わっていません。
しかし、テニス経験者を中心に少しずつ日本でも普及の傾向が見られています。
芸能人やスポーツ漫画家など、影響力のある方も『パデル』を始めているようです。
複数人で楽しめることから、仲間と一緒に『パデル』を楽しむ若年層も増えてきています。
今後の普及に十分期待できるスポーツと言えるでしょう。
みんなでパデろう!
東京都には専用の『パデル』施設”パデル東京”がオープンしています。
初心者の方でもラリーを続けやすいことから、フィットネス効果も期待できるでしょう。
ラケットは小さく扱いやすいため、女性にとってもハードルは高くありません。
日本での知名度は高くありませんが、反対に言えば最先端のスポーツだということです。
周りに先立って『パデル』を始めて、爽やかな汗をかいてみませんか?