一般的なトランシーバーは狭い通信範囲や、周波数帯域による通信不可などが短所とされてきました。
アウトドアや現場、車内でのちょっとした通信にはとても便利なのですが、すこし離れてしまえばどうしても携帯電話に頼ることになってしまいます。
そんな従来の短所をPTT(Push-To-Talk)方式を採用することで克服したトランシーバーがあります。
『MK3(マークスリー)』という名前のこのトランシーバーは、現在持っているスマートフォンとBluetoothでつなげて使用することができます。
これによりスマートフォンの通信ができる範囲であれば、距離に関係なくどこでも途切れずに使えるようになりました。
簡単なセッティングで、スマホの代用
『MK3』の使い方はスマートフォンとBluetoothでペアリングし、アプリを開くだけです。
あとはスマートフォンは安全なバッグの中などにしまっておけるので、アウトドアや現場作業での「液晶割れ」にもう嘆くことはありません。
トランシーバーの機能はそのままに、スマートフォンに変わってユーザーの活動を手伝ってくれます。
『MK3』がトランシーバーであるメリットとして、まず多数と同時に通信できることがあげられます。
ほかにもIP56等級の防水機能やスピーカー機能、緊急時にもボタンを押すだけで簡単にSOSを発信することができます。
LEDライトやスタイラスペンもついているので、様々なアウトドアシーンや緊急事態にも対応します。
アナログ感性をよみがえらせ、使いやすさも追求
海外映画やドラマで、救助隊や特殊部隊の素敵な主人公が無線機で通信するシーンはとてもかっこいいですね。
ベストについているトランシーバーをグイッと取り出して、周波数を合わせたりするような細かい仕草もとてもさまになっています。
『MK3』はそんなシーンを彷彿とさせるようなアナログ的感性を活かして製作されています。
上部の突起をまわして電源を入れたら、ボタンを押して通話します。
トランシーバーを”グー”で握るスタイルなのがたまりません。
『MK3』の通信は”Zello”を使用する計画
「Zello」は世界的に約1億人のユーザーを保有しているPTTアプリケーションです。
今後変更される可能性もありますが、『MK3』とスマートフォンをペアリングした後は「Zello」のアプリを通じて通信が行われます。
「Zello」の機能としてリアルタイムの高音質な音声トークのほかに、ログイン状況がひと目で分かる友達リストやボイスメッセージの履歴などがあります。
このようにスマートフォンの通信網を利用して通信が行われるため、スマートフォンが使用できる地域であれば2人~から5000人までと地域と人数にほぼ制限なしで利用可能です。
様々な機能を搭載したマルチガジェットとして
サイド部分の緊急ボタンを押せばあらかじめ設定しておいたスマートフォンからSOSメッセージの発信と同時に、ユーザーの場所をGPSで伝えてくれます。
また『MK3』に搭載されたLEDライトは150ルーメンとスマートフォンより明るく、満充電された状態で約24時間使用可能です。
さまざまなアウトドアシーンやウインタースポーツにおいて、わざわざスマートフォンを取り出すのはとても煩わしいものでした。
『MK3』があればスマートフォンの液晶割れや水没、落下による故障や紛失などのリスクを減らし、タフでストレスのない通信を手に入れることができます。
憧れた映画の主人公のように、趣味生活を思い切り楽しめる相棒として『MK3』を使ってみてはいかがでしょうか。
参照元: Makuake