今年の春頃から巷をざわつかせてる新しいSNSをご存知でしょうか。
とりあえず「Twitterライク」で「話題性高い」と言うだけで登録したネットフリークも多いかもしれません。
さらにニコニコ超会議2017にもブースが登場したりと、とにかく大きな注目を浴びています。
そんな話題沸騰中のSNSの名前は・・・
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ツイートじゃなくてトゥート!する『Mastodon(マストドン)』!
ツィートではなくトゥート。
発音しにくいですが、Mastodonでは投稿することをトゥートと言います。
これは「吠える」という意味なので、Twitterのツイート「さえずる」とはほぼ対極の言葉ですね。
そして「リツイート」にあたるのが「ブースト」となっており、第一印象は「何か知らんけどガッて来るSNSだな」っていう感じです。
実際に使ってみると、懐かしいニオイがしたりちょっとチャットっぽかったりと、最先端なのに馴染みやすいSNSであることに気づくと思います。
登録してみよう!
まずMastodonを始めるにあたって、「インスタンス」を選ぶ必要があります。
インスタンスを決めたら、あとはメールアドレスとパスワードを決めれば、これでMastodonデビューとなります。簡単ですね。
あとは他のSNSと同じようにプロフィールの設定も忘れずに行いましょう。
ちなみにインスタンスとは、Mastodonを動作させるサーバーの事で、知識さえあれば誰でも立ち上げることができます。
そんな「自由」が許されてるのもMastodonの特徴ですが、ユーザーはまずこのインスタンスを選択するところから始めるわけです。
インスタンスごとに異なるユーザー
インスタンスはざっくり言うと、「テレビのチャンネル」とか、「ハリー〇ッターの寮の組み分け」ようなものだと思ってください。
登録した後は、同インスタンス内の他のユーザーとコミュニケーションが取れるようになります。
ここで気づいた人もいるとは思いますが、Mastodonは今までのSNSにはなかった「登録した時点で同じ趣味の人に囲まれてる」状況なのです。
将来的にインスタンスはさらに細かく別れていく事が予想されます。
投稿は500文字まで
これすごいことですよね。ちなみにTwitterは140字までですので、約3倍のトゥートができます。
Mastodonのトゥートには、「CW」と「NSFW」という機能があります。
まずCWから説明してきますが、「Contents Warning」のことで内容に注意してほしい時に使います。
タイムライン上には「もっと見る」ボタンが表示され、自身の意思で見る仕組みになっています。
次にNSFWですが、「Not Safe For Work」の略で「職場閲覧注意」という意味です。
NSFWを使えば、クリックするまで画像を表示されないようにすることができます。
有名なインスタンス
mstdn.jp
最初の日本人向けインスタンスです。
初心者から上級者まで入り混じり、とりあえず登録する人はここがいいかもしれません。
pawoo.jp
ピクシブ株式会社が運営するインスタンスです。
SNS「pixiv」の特徴でイラストなどを流しているユーザーが多く見受けられます。
friends.jp
ニコニコ動画/ドワンゴが提供するインスタンスです。
ニコニコっぽい語り口調のユーザーが多く、個人的に懐かしいにおいのするインスタンスでもあります。
horiedon.com
ホリエモンこと堀江貴文さんが運営するインスタンスです。
「しっかりした大人」が多い印象で、ビジネス系の話題が好きな人にお勧めのインスタンスです。
それぞれが一番好きなWebサービス
Mastodonの面白いところは、ユーザーに「Mastodonって何に似てる?」という質問をすると、その人が一番好き”だった”Webサービスを答えることが多いようです。
2ちゃんねるやmixiなど、当時”面白くてハマったサービス”と言う事でリンクしてしまうのかもしれません。
進化してきたインターネット文化の最先端「Mastodon」に乗り遅れないよう早速登録してみましょう。

※マストドンです。
参照元: KAI-YOU