遂にやってきました、ハロウィンの季節。
みなさん、仮装の準備はもうできてますか??
近年日本で熱狂的な盛り上がりを見せるハロウィンですが、実は世界でも毎年かなりクレイジーなハロウィンパーティーが開催されているんです!
今回は、日本とは一風変わったハロウィンイベントをご紹介します。
Contents
ハロウィンの起源
ハロウィンはアイルランドに住んでいたとされる古代ケルト人が行っていた収穫祭が起源のお祭りです。
彼らにとって10月31日は一年の終わり、この日の夜は夏の終わりを意味し、死者が家族を尋ねてくると信じられていました。
日本の正月とお盆が一緒になった感じですね~!
で、家族の霊以外、魔女や悪霊が一緒にくっついてきて悪さをしないように驚かして追い払おう!と考えられたのがハロウィンの原型です。
それが各地の歴史や文化と融合し、国ごとに独自のハロウィンが生まれました。
ハロウィン発祥の地ロンドンデリー(アイルランド)
ハロウィン発祥の地、アイルランドで開催されるカーニバル。
毎年ハロウィンの時期になると50,000人以上の人たちが手作りのコスチュームを身にまとい、アイルランド北部の小さな街ロンドンデリーに集まります。
その規模はかなりのもので、華やかな花火や大規模なパレードなどなど、、
町中総出で盛大にハロウィンをお祝いします。
しかもハロウィン期間中、多くのパブではコスチュームを着てないとお酒を出してくれません(笑)
さすが発祥の地です、本気度が違います。
またハロウィンの飾りで定番のかぼちゃの栽培も行われていて、秋になるとかぼちゃ畑に遊びに行くことも出来るんだとか。
凄い量ですね・・・一緒に写真撮りたい・・・
魔女狩りの街セーラム(米国・ボストン)
1962年、実際に起こった魔女狩りにちなみ「魔女の町」として有名なボストン・セーラム。
セーラム魔女博物館、魔女の歴史博物館などもあり、10月中は多くのイベントが行われ、世界中から自称・魔女が集まり賑わいます。
え、魔方陣、やばない?(笑)
クオリティ高すぎて日本のハロウィンが貧相に見えてきてしまう・・・
にこやかに首吊られてます。
シュールすぎ。
ハロウィン聖地シャランドレ(フランス)
フランス・シャンパーニュ=アルデンヌ地方”に位置する「シャランドレ」。
“ヨーロッパ のセーラム”とも呼ばれるこの町では、米国・セーラム同様、かつて魔女狩りが行われていた歴史があり毎年10月に「Fete des Sorcieres (魔女祭り)」が開催されます。
これで脅かされた子供はたぶんトラウマ必至。
100年以上続くこの伝統的なお祭りではミス魔女を決めるイベントや、ホラー映画の上映会等も行われ、伝統的なお祝いの仕方を体験することができます。
ドラキュラ発祥の地で恐怖体験(ルーマニア)
魔女やかぼちゃと並びハロウィンに欠かせないのが「吸血鬼・ドラキュラ伯爵」ですよね。
そんな吸血鬼の発祥の地ルーマニアでは、ドラキュラのモデルとなったヴラド公の故郷として有名な「ドラキュラ城」があります。
ヴラド公は歴史上かなり残虐性が目立った人物で、あだ名は「ツェペシェ公(串刺し公)」。
実際に何百人もの家来や貴族を残虐なやり方で処刑しました。
はい、ドラキュラ城、ばっちりいわく付きの場所です(笑)
そんなドラキュラ城で催される「ドラキュラツアー」はスリルを味わいたい人にはかなりオススメ。
怖いもの知らずな方、ぜひ参加してみてください!
ガイコツと祝う死者祭り(メキシコ)
メキシコでは、10月31日のハロウィンから11月2日の「死者の日」までの3日間に死者の魂がこの世に戻ってくるとされています。
他の国のようなおどろおどろしい雰囲気と違って、「戻った死者とハロウィンを盛大に楽しもう!」と賑やかなお祭りなのが特徴的です。
飾りつけなんかもかなりカラフル~~
町中が極彩色のガイコツ達で埋め尽くされます。
陽気な国民性のメキシコ人らしくて素敵ですね~
夜中には家族や友人のお墓を囲んで酒盛りが行われたりもするそうですよ(笑)
国が変わればお墓の概念だって全然違うんですね・・・!
世界のハロウィン、いかがでしたか?
ここ数年、日本でかなりの盛り上がりを見せるハロウィンですが、世界にはまだまだ多種多様なハロウィンイベントが存在しています。
日本のハロウィンじゃ物足りなくなってきちゃった☆なんていう方、ぜひ世界のハロウィンを体感しに行ってみてはいかがでしょう!
トリック・オア・トリート~!