今回はかなりグレーなモノを紹介させていただきます。
日本には昔から”質屋”というものがありますね。
手持ちの物を質草(担保)に入れて、お金を借りることができる場所です。
期限までこのお金に利子をつけた金額を返さなくてはいけないのですが、返せない場合は質流れといって質草で弁済という形になります。
現代では買取サービスと同じような扱いですが、期限まで自分に所有権があるか、その場で所有権が買い取り側に移るかという明確な違いがあります。
売ってしまってから「取っておけばよかった・・・」と後悔しても、お金さえ作れればまだ間に合うのが質屋です。
実は質入れがアプリでできちゃうって知ってました?
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開始1日でサービス停止の大反響アプリ『CASH』でその場で目の前のモノを換金できます!
2017年8月24日サービス再開
株式会社BANKがリリースした『CASH』が、2017年6月28日のサービス開始からわずか16時間で一旦停止したのをご存知でしょうか。
ブランドと使用状況を選択して、写真を撮ったらその場で査定という手軽すぎる流れで、利用者が殺到したことが原因といわれています。
驚くべきはサービス開始16時間で、現金化された金額が3億6,000万円にのぼること。
そんな衝撃的なアプリが8月24日、満を持してついにサービスを再開しました。
今度は1日に換金できる金額に制限(1000万円)が設けられ、システムにもいろいろと改良が加えられており、前回のCASHとは仕様が大幅に異なっているようです。
本当に現金化されるのか
ここまで手軽だと疑ってしまいたくもなりますが、この『CASH』のすごい所は一番最初に「現金化」できます。
まずはブランドを選んで、次に使用状況を選び、そして写真を撮ります。
その後10秒かからずに査定がでますので、その金額を承諾すればキャッシュ(この時点では仮想通貨)になり、このキャッシュはコンビニか銀行振り込みで受け取りが可能です。
もちろんこの時点で査定に不服とすれば、キャッシュにせず査定だけで終わることもできます。
一度キャッシュにしたモノを取り返したい場合には、必ず利子(15%)を足した金額を返さなければなりません。この点が質屋と同じですね。
cashアプリすごい。査定金額は高くないけど一瞬で査定額決まってすぐにキャッシュ化。なんじゃこりゃ。早速5つ売ってみました。ミニマリストにはもってこいなアプリ。 #ミニマリスト #断捨離 #cash
— 田中美帆(MIE)@ブロガー13年目 (@tanaka__miho) September 14, 2017
実際にやってみた
再開を機に、アプリをダウンロードして実際に利用してみました。
今回質草に入れるものは、現在愛用しているILBISONTEのお財布です。
目標額を1万円とし(無謀w)、目標達成できたら新しいILBISONTEの財布を買おうと目論んだのであります。
ユーザー登録には、SMSで本人確認があります。
そして4桁の発行された番号を入力した時点で、いよいよ利用開始となります。
真ん中の画面が今現在のキャッシュ化した金額で(登録したてなのでまだ¥0です。)、右側の画面がその日の現金化限度額を表しています。
ブランドを選択し、コンディションは☆3つ「新品、新品同様」と☆2つ「使用感あり」、最後に☆1つ「傷・汚れあり」の内から☆2つを選びました。
ちょっと緊張しながら財布を撮影し、待つこと数秒・・・。
「・・・今回はキャッシュにしない」
試しに毎朝使用してるナイキのランニングシューズを査定してもらったら「300円」でした。
思わずランニングシューズを床に叩きつけ、結構なショックを受けたのは言うまでもありません。
この「200円」と査定された可哀想なお財布は、朽ち果てるまで大事に使っていこうと思います。
結局一度もキャッシュにしませんでした
今回いくつか査定してもらいましたが、筆者自身あまりブランド物を持っていないので「CASH」を使えば使うほど満身創痍になるという結果になりました。
数百円の査定を連発し、精神的に追い詰められていったわけですが、どうしてもすぐ1万円が欲しいという時などにはとても現実的なアプリであると思います。
質屋アプリ「CASH」で、整理ついでに現金化してみてはいかがでしょうか。
CASH(キャッシュ)
ファッションアイテムなどを即時買取
Bank, inc.