猫を飼ったことがある人ならわかると思いますが、猫って本当にツンデレな生き物ですよね。
たまにツンしかない猫もいますが、それはそれでかわいいものです。
ブラッシングや爪きりなどコミュニケーションを嫌がる猫は少なくありません。
そもそも猫は触られるのがあまり好きではなく、ちょっとでも触るとそこをすぐにグルーミング(舐めて毛づくろい)する猫もいるぐらいです。
そんな猫たちとたまには思いっきり触れ合いたいと自分勝手な愛を爆発させて「またたび」片手に奮闘していませんか?
そんなときは『ねこじゃすり』を使えば、もしかしたらコーミングも簡単にできるようになるかもしれません。
うっとりする愛猫の表情を見ながら、至福の時間を過ごしましょう。
猫 × やすり
ヤスリの老舗がふとしたことからその技術を生かして猫用のコミュニケーションブラシを作りました。
見た目はそのままヤスリのようですが、当の猫たちにとってはまるで自分たちの「舌」で舐めてるようなそんな使い心地のようです。
クラウドファンディングサイトMakuakeにて、公開初日に目標金額を達成した『ねこじゃすり』は1本¥3,780(税込)と決して安くはありません。
しかしコミュニケーションをとって愛猫がうっとりしてくれるのであれば、飼い主にとってそんなに嬉しいことはないのです。
公開初日に達成したというのも、その期待の高さを物語っていますね。
うっとりの秘密
これは前述のとおりヤスリのような見た目のブラシ部分にあります。
猫の舌と言うのは表面がザラザラしており、毛をからめとったりするために約300程の突起があります。
猫の舌で舐められると痛いのはこの突起がヤスリのような働きをするからで、猫にとってリラックス効果や猫同士のコミュニケーションを生むものでもあります。
製作したのは株式会社ワタオカという広島県呉市仁方にあるヤスリメーカーで、仁方は幕末から続くヤスリの産地で国内生産の9割以上を生産しています。
開発のキッカケは1匹の飼い猫でした。
野菜用プラスチックヤスリの開発に行き詰まり、ふと飼い猫に使ってみたら明らかに気持ちよさそうなリアクションをしたそうです。
もしかしたら猫の舌に似てるのかもと試行錯誤を重ね、ついに思わず猫がうっとりしてしまう『ねこじゃすり』が完成しました。
太いほうと細いほうで使い分け
『ねこじゃすり』は両端でブラシの幅が異なります。
面積の広いほうでは背中や尻尾の付け根、脇やおなかなどに適しており、面積が狭いほうはおでこやあごなどピンポイントで使用するといいでしょう。
全面に細かなくし歯が入っているので、どの方向からでも撫でることができます。
猫の様子を見ながら気持ちいいところを探ってやさしく撫でてください。
素材はプラスチックなので使用後は洗ったり消毒できますが、熱を加える消毒や洗浄は控えましょう。
こんなコミュニケーションツールを待ってました
世の中に猫とのコミュニケーションツールは数あれど、なかなかコレといったものにめぐり合えないのが現状でした。
様々なオモチャなども販売されていますが、一緒にリラックスできるようなアイテムってなかなかないんですよね。
ブラッシングやコーミングが嫌いな猫だとブラシを近づけただけで噛み付いたり飛びついたり・・・とてもブラッシングどころではありませんでした。
『ねこじゃすり』ならそんな猫たちでも受け入れてゴロゴロ喉を鳴らしてくれるかもしれません。
『ねこじゃすり』で撫でられることに慣れてくれれば、きっとブラッシングなども気持ちよさそうに受け入れてくれることでしょう。
猫とのコミュニケーションを今よりもっと深いものにしたいなら、ぜひ利用してみてください。
参照元: Makuake