前回はウイスキーらしいウイスキーのアメリカンを紹介しましたが、今回はその独特のスモーキーな香りがクセになるスコッチを紹介していきます。
スコッチはその名の通りスコットランドで製造されるウイスキーのことで、世界五大ウイスキーの一角ですね。
その香りゆえ好き嫌いがはっきりわかれてしまうのもまたスコッチの特徴ですが、ウイスキー好きを語るならスコッチは避けて通れません。
今回は初心者にもおすすめのスコッチウイスキーをチョイスしましたので、ウイスキー片手にご覧ください。
Contents
マッカラン12年
絶対に飲んでおきたい1本がマッカランです。
シングルモルトの王道と言われており、華やかな香りと上品な甘さを楽しめるウイスキーです。
クセが強くないのもオススメの理由ですが、やはりこの香りと甘さは一度味わってもらいたいのが一番の理由です。
スキャパ16年
販売終了のため価格がえらいことになってますが、本来の価格は7,000円前後です。
入門用にあげるのもどうかと思いましたが、本当に美味しいので最初のうちに味を知っておいてほしい1本です。
微かなピートとオレンジのアロマを楽しんでください。
グレンフィディック12年
あまりにも有名なシングルモルトで、印象的な三角形のボトルが特徴的です。
フルーティーではちみつのような香りと、微かなスモーキーさで心地よく飲めるウイスキーです。
とにかく有名なのでウイスキーにハマり始めた人へのギフトにもおすすめです。
ラフロイグ10年
強烈な香りで好き嫌いがはっきりと分かれてしまうのがラフロイグです。
ヨードの香りが強いので嫌いな人は正露丸みたいと例えますが、これはラフロイグが好きであっても否定しません。
スモーキーフレーバーも強くスコッチの中でもクセが強い部類ですが、逆に二度と忘れられないほど印象的なのでハマっしまえばとても病みつきになります。
ボウモア12年
アイラモルトということで香りを警戒する人も多いでしょうが、ラフロイグに比べればボウモアのインパクトは微々たるものです。
優しいスモーキーさで甘さが強く、クセが少ないはずなのにクセになるのがボウモアです。
アイラモルトにハマる人の大半はこのボウモアがきっかけになることが多いでしょう。
ウイスキー好きから根強く支持されており、「アイラの女王」と称されています。
アードベッグ10年
ボウモア、ラフロイグときてアイラモルトに慣れてきたらアードベッグTENにチャレンジましょう。
強烈なスモーキーさで口の中がピリっとしますが、奥から甘さが顔を出します。
飲みごたえ抜群でぜひストレート(少量の加水でさらに美味しく)で味わってもらいたいウイスキーです。
オーバン14年
個性豊かなシングルモルトウイスキーで、世界中で愛されている銘柄です。
香りは強烈なピートとスモーキーさの中にふわりと甘さが漂い、飲むとドライフルーツのような味わいと余韻を楽しめます。
程よくスモーキーで程よく甘みがあり、強烈な個性はないけれど懐の深さがある、そんなウイスキーです。
美味しいスコッチを聞かれたらオススメしてみてもいいかもしれません。
アバフェルディ12年
たとえウイスキーが得意じゃないという人であっても飲めるのではないかと思うのがこのアバフェルディ12年。
スモーキーで爽やかに甘い香りを楽しみつつ、口に含めばまるで花の甘さが上品に広がります。
甘さは長く続かずすぐにビターが覆っていき、丸みのある味わいと表現されることが多いウイスキーです。
グレンロセス セレクトリザーブ
初心者から通まで楽しめるのがこのウイスキーではないでしょうか。
はちみつのような甘い香りと、柔らかい口当たりがとても飲みやすい印象を受けます。
あとからピートが香ってきて長く余韻を残しますが、決して嫌な感じではなく心地いいくらいです。
クラガンモア12年
値段も手頃でスコッチウイスキーに慣れるのにもおすすめです。
香りは甘くフルーティーで紅茶のような香りで、爽やかな香りと甘さが前に来たあとにしっかりとウッディな風味が楽しめます。
グレンフィディックより柔らかい印象で、スペイサイドらしい酸味が楽しめる一本です。
スコッチを飲むということはある程度ウイスキーを飲んできたということで、今回は値段ではなく味でチョイスしてみました。
中には全然入門用じゃない金額のものもありましたが、これを最初に飲んでおけば後々のためにもなるというものを選んだつもりですので騙されたと思って飲んでみてください。
美味しいウイスキーは人生を豊かにします。
今日もお気に入りのお酒で、素敵な時間をお過ごしください。