視力が悪い人にとって、眼鏡は必需品です。
どれくらい必需品かと言いますと、当たり前ですが眼鏡をかけていないと日常生活に支障をきたします。
まずパソコンの画面と言うかすべての画面が見えません。
もちろん新聞や書類の文字も見えません。
休憩中に至っては油断すれば自動販売機のボタンを押し間違えて小銭の浪費もするでしょう。
一事が万事そんな感じなので、もしも誤って眼鏡を壊してしまっなら、無事に一日を終えられる自信がありません。
そんな時のためにぜひとも覚えておいていただきたい。
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インスタント眼鏡という新しい発想の賜物『アドレンズ』がオススメです
自分で度を調節できるという新発想
この眼鏡の凄さは、概ねこの機能によるところだと思っております。
特筆すべきというレベルではなく、斬新すぎて大手眼鏡メーカーも真っ青になったんじゃないかと一人で冷や汗をかいたくらいです。
度数の調整幅は-6.0D~+3.0Dまでと言うことで、大体の人が入る範囲となっています。
筆者も左目-3.25、右-2.5と左右の度にバラつきがありますが、それぞれしっかりと範囲内です。

参考資料:日本医大 中村教授の研究による
ちなみにこの-や+は視力が悪くない人には馴染みが薄いかもしれませんが、-の数字が増えるほど近視、+の数字が増えるほど遠視・老眼となります。
ただ乱視が強い場合は矯正できないので、その点は注意が必要です。
(乱視は、角膜や水晶体の屈折力がバラバラのため、一点で像を結ぶことができない状態で、矯正する必要性の有無があれど、大体の人が乱視といわれています。)
エマージェンシー眼鏡としての需要を考える
まだ記憶に新しい熊本地震や東北沖太平洋大震災などの緊急時に、アドレンズならとても役に立つのではと考えます。
度数を調整できると言うことは、使い手を選ばないということでもあるのです。
有事の際に、一家族に一個のアドレンズがあれば、順番待ちはあれど夜間のお手洗いの際など随分と救われる場面が増えるのではないでしょうか。
そのことを考えると、自治体には防災用品としてぜひストックしておいていただきたい物資の一つであると思います。
もちろん自治体に頼るだけでなく、視力の良し悪しに関わらず自宅の防災バッグにも一つは入れておくとよいでしょう。
しかし、あくまで一時利用にとどめる
これだけ便利なアドレンズなのに、あくまで『緊急時の一時的なご使用としてください。』という注意書きがあります。それはアドレンズの材質に関係しており、アドレンズの注意書きによれば、
材質がポリカーボネイトであるため、長期間の使用により紫外線による黄変が生じます。
見え方に変化はありませんが、室内で少し暗いと感じられることがあるでしょう。
との記載がありました。
これは仕方のないことでありますが、価格を考えると納得をせざるえないのではと思います。
価格はアドレンズ「ライフワン」¥4,980(税別)、アドレンズ「スペアペア」¥2,980(税別)、アドレンズ「インターフェース」¥4,980(税別)とリーズナブルな設定です。
インスタント眼鏡の可能性は無限大
日本では非常用として大いに有用なアドレンズですが、世界でも様々なシーンで活躍しています。アドレンズには「VISION FOR A NATION」というプログラムがあります。
視力のケアが行き届いてない国や地域で、人々の視力を向上させることで人々の暮らしを変える革新的な取り組みです。
助け合いの精神が根底にあるアドレンズは、一つ持っていれば必ずその有用性に気づく時が来るはずです。
誰かに必要とされたときに、それに応じる事ができるようアドレンズの取り組みを見習って心がけておきたいものです。
参照元: アドレンズ公式サイト