昔の映画で未来の靴として自動的に靴ひもを結べる靴が登場したものがありました。
今回紹介するNIKEのスニーカーはまさにその未来系スニーカーです。
Contents
その名も『ナイキ ハイパーアダプト 1.0』
オートマティックに靴ひもが結ばれて足にフィットするという優れものです。
公式ページを見てみると履いた人物の足の形状に合わせて機能すると書かれており「遂に靴までもデジタル化したか」と驚きを隠せません。
自動で靴ひもを結ぶ仕組みはどうなっているのか
どうやって自動で靴ひもが結ばれるのかとても気になりますよね。
見た目は普通のスニーカーのようですが、『ナイキ ハイパーアダプト 1.0』は他のスニーカーと何が違うのでしょうか。
まず、写真を見ると「無いもの」に気付きます。
それは「靴ひもの先端部分」です。
『ナイキ ハイパーアダプト 1.0』は何と、靴ひものきつさをコントロールする仕組みが足裏に内蔵されています。
その足裏の機械が、履いている人の足に合わせて靴ひもを調整してくれるのです。
「シュッ」と一瞬でタイトな状態になるのかなと想像していましたが、実際のところはもう少しゆっくりと「シュ~~~~っ」といったように足の形状を合わせながら締っていくようです。
それでも十分に格好良いシューズですよね。
機械でコントロールされる靴ひもの代償
とてもクールですが、1つだけ難点があります。
それは着用する前にフル充電しなければならないことです。
確かに充電が切れてしまえば一体どうやって靴ひもを結び直せばいいのか見当がつきません。
「屋内に靴を脱いで入りたいのに靴が脱げない」なんてことがあっては大変です。
実際にはボタンを押せば緩めることは可能なのかもしれませんが、詳細は公式ページでは見つかりませんでした。
1度の充電で2週間は使用できるということと、靴にはLEDライトが内臓されているので、充電の状態もそのライトの光り方で確認することができます。
靴が光るのもオシャレですね。
著者は直接履いたことがないので使用感は分かりませんが、重さはどうなのか、雨や泥まみれになっても大丈夫なのか、今後のレビューなどが気になるところです。
気になる価格は?どんなシーンに履ける靴なのか
気になるのがその価格です。
NIKEのシューズということでそれなりの価格になることは予想していましたが、『ナイキ ハイパーアダプト 1.0』の価格はさすがトレンドシューズといったものでした。
その額なんと81,000円(税込)です。
それでも履いていれば話題性抜群な上に、履いている者同士「おっ?」と親近感を抱きそうですよね。
ところで『ナイキ ハイパーアダプト 1.0』はどのようなシーンで着用できるのでしょうか。
少なくともランニングシューズとしての使用は向いていないでしょう。
長距離を走るのであれば少しでも靴の重さを軽くしたいと考えますよね。
価格や機能のことを考えると雨の日も履きたくないので、やはり晴れた日の屋内での使用になると思います。
オシャレなカフェや立食パーティーに履いていくカジュアルコーディネートが似合う場所に履いていくといいでしょう。
「オシャレは足元から」なんて言葉もありますが、『ナイキ ハイパーアダプト 1.0』はデザインも良く何にでも似合いそうですね。
カジュアルなジャケットにデニムパンツと『ナイキ ハイパーアダプト 1.0』を合わせたり、シンプルにTシャツとハーフパンツにも合いそうです。
今後はシリーズ化して更にクールなデザインの未来系スニーカーがもっと世の中に出てくればいいなと思います。楽しみですね!
参照元: NIKE