いろんなものを制作できちゃう『FABtotum』一人工場も始められるクリエーター必見アイテム

いつの時代も手に職、とは言われるものなのだろう。
自分に何か出来るだけの特技があれば随分と生き方も違うだろうに。
誰もがそのようにため息をつきながら日々電車に揺られるのが現代社会である。

しかしそのような状況からなんとか脱却しよう、そう思い一人また一人と、副業などを始める人が増えてきたのも現代である。

パソコンを使う女性

そしてそのような人が一歩踏み出せるように、個人で物の売買が行えるネット上のプラットフォームも十分に用意されている。
Amazon、楽天、メルカリにヤフーオークション。
何かを売ろう、と思ったら、今の時代は個人でもなんでも売る事が出来てしまうのだ。

だったら何か作ってしまおう。
製品を買う時代はもう終わった。
製品を作る大航海時代の始まりである!!

今回紹介するのはそれを可能にする多機能3Dプリンタ『FABtotum』である。

1台で3Dスキャン、フライス加工まで可能な多機能3Dプリンタ『FABtotum』

3Dプリンタ、3Dスキャナ、フライス盤。
ものづくりに利用するデバイスはそのどれもが以前と比べれば驚くほどの低価格で利用できる時代になった。
ただし、これらのデバイスを1台1台そろえようとすれば、それを個人でするのは少々労力がかかりすぎて難しい事ではある。

そんな中、3Dプリンターから3Dスキャン、フライス盤にミリング加工などが1台で行える、複合機的な低価格の3Dプリンタが世の中にはもうある事を諸君は知っているだろうか。
(ちなみにフライス盤による加工とは丸ノコの様に多数の切れ刃を持つフライスで面加工を行う切削加工であり、ミリング加工とは回転工具によって品物の平面・曲面部を加工することであるようだ。うむ。とにかくアイテムの形を作るために削ったりする加工技術のことだな、と筆者は理解した)

彫刻イメージ

そもそも『FABtotum』は2013年秋にクラウドファンディングサイトの”INDIEGOGO”にて量産化のための出資を募りその多大な資金獲得から話題になった製品。

現在価格は$1,199(現在レート約134,503円)気軽にポチッと買える値段ではないだろうが、一歩踏み出す為の初期投資だと考えれば十分に考えられるレベルの値段である。

本体のサイズは366×366×366mmで、重さは12kgとデスクトップ型の3Dプリンタとしてはコンパクトな部類である。
本体カラーは、レッド、ブラック、ホワイトと三色のラインナップが用意されている。

FABtotum 商品イメージ

最大造形サイズは214x236x242mm、最小積層ピッチは50μm。コンパクトな本体サイズの割に大きな造形物を高精細にプリントできるようだ。
またどうやらプリントスピードも速いようで、300mm/秒の高速積層が可能だという。

3Dプリンターによる機能なのだが、電球・真空管などの内部にあり、電流を流して熱電子を放出する、細い線の事をフィラメントと言うようで、この『FABtotum』も一般的なFFF技術(溶融フィラメント技術)を採用しているようだ。
使用できるフィラメントはABS樹脂とPLA樹脂の2種類で、プリントスピードも極めて速い。
それは秒速300㎜の速度でプリントすることが可能だという。

FABtotum 3Dプリンター

また3Dスキャナー機能も備え、立体物をスキャンしてデータ化することができるのだが、硬貨などの小さい物体や複雑な形のスキャニングもこの『FABtotum』ならば可能だというのだから心強い。

そして『FABtotum』の特徴として、全てオープンソースで公開されている点である。

これは完全に個人のものづくりを対象としており、可能な限りものづくりに参加したい人々に沢山の機会を与える為である。
よって回路図や設計図はオンラインで入手可能だし、ソフトウェアもスマホなどで稼働させることが出来る。

『FABtotum』は自由に拡張したり改良したりすることも可能な商品なのだ。

FABtotum 3Dイメージ

工作マニアには喉から手が出てしまう商品。アイディアを形にしたいあなたへ今この製品

ものづくりを行う会社を設立して工場を建てよう、人間を雇おうと思ったら一体いくら掛かるのか。
自分一人で出来る極めて小規模なミニ工場でも、これだけの設備を工場サイズにしたと考えたら随分お得に思えるのは筆者だけであろうか。

<参照元>

 

関連記事一覧

  1. Beambox レーザーカッター1
  2. Sense センサー 気圧1
  3. MobiScribe
  4. ICON 3Dプリンター 建築
  5. Starling Crossing 横断歩道